4KCM素材ファイリングテスト実施結果報告


外部リンク:
  「テレビCM 4K素材ファイリングテスト結果(日本広告業協会ウェブサイト内)」


4KCM納品ファイル制作時の注意事項

見出し

1.XAVCファイル生成後のチェックについて  【見出しへ戻る】

納品用XAVCファイルの生成においては、以下のケースが考えられます。
 ●編集ソフトでそのままエンコードを行う場合
 ●別のソフトウェアにてエンコードを行う場合

いずれの場合も「再生互換性のチェック」として、エンコードしたソフトウェアとは別のソフトウェアによる
 ●映像・音声チェック
 ●XAVCファイルの正当性のチェック
を行う事を推奨します。

チェック用ソフトウェア例
 ●SONY Catalyst Browse(無償)
  4KXAVCファイルの再生、ファイルメタデータの確認が可能です。
 ●SONY PWA-MC1X(有償年間ライセンス)
  原則として、ソニー製機器での再生互換確認を行うソフトウェアです。
  XAVCファイル形式情報(Multiple/Single/GROWING)を表示可能です。

2.ファイル生成時の注意点

(1) MXF(XAVC)ファイルのチェックポイント
Long200 / Intra600 いずれのフォーマットでも納品可能
1.タイムコード     DF(ドロップフレーム)
2.カラーサンプリング  4:2:2
3.カラースペース    Rec.2020
 ※作業上Rec.709であっても納品時はRec.2020に変換する事が必須
4.オーディオトラック  8ch
5.ラウドネス      -24LKFS
 ※注意
ステレオ音声にて制作しているケースが多いと思いますが、XAVCファイル の納品にあたり必須である8chのオーディオ(ステレオ→マルチトラック) へと変換した場合、仕様にて-3dB音声レベルが低下するソフトウェアがあ りますのでご注意下さい。

(2) XML(CMメタデータファイル)のチェックポイント
JPPAホームページからダウンロード可能な「CMメタデータ入力支援ツールv4.0」にて、下記項目を網羅しております。 是非ご活用下さい。
1.CM素材名   冒頭に【4】と全角3文字を表示すること
2.DF/NDF区分 DF(ドロップフレーム)
3.HD/SD区分  SD
4.ユーザーエリア1  技術的あるいは演出的特記事項がある場合のみ記載
           全角半角混在で100文字以内で記載すること。
           ※注意
           ユーザーエリア1への「技術的あるいは演出的特記事項」の記載は現
           状、4KCMの運用においてのみであり、HD作品への適用は今後の検討
           課題とされております。
 
5.ユーザーエリア2  ダイナミックレンジと映像エンコードフォーマットの間に半角
          空白を入れ、全て半角で記載すること。
          例 4K-SDR Long200
 

3.参考  【見出しへ戻る】

(1)JPPA メタデータ入力支援ツールv4.0入力画面例



(2)JPPA メタデータ入力支援ツールv4.0クレジット出力例


(3)JPPA メタデータ入力支援ツールv4.0帳票例 ケース用カード


(4)JPPA メタデータ入力支援ツールv4.0帳票例 記録表


※メタデータ入力(帳票・クレジット作成時)の注意点
●クレジット上の表記は「ダイナミックレンジ」のみ(例、4K SDR)
●ケース用カード、記録表上の表記は「ダイナミックレンジ等」となり、加えて映像エンコードフォーマットの記入が必須となります(例、4K SDR Long200)

メタデータについては、日本民間放送連盟ホームページ掲載の「テレビCM 4K素材搬入基準【2018年12月適用】」15ページ 『8.メタデータの運用』も併せて参照する事を推奨します。

(5)今回テスト時の作業フローについて  【見出しへ戻る】

●中間素材用のコーデックとしてProRes422HQを採用
●素材
  本編     10bit ProRes422HQ 2160/59.94p 15秒SDR素材
  カラーバー  ARIB-STD B66 標準規格「UHDTVマルチフォーマット・カラーバー」
         文書
         pdf添付 tiffフォーマット画像をリサイズ使用

●フォーマット作成
  今回テスト運用された各編集システムにて、オンエアフォーマット作成(編集)を行っ
  た。エンコーダソフトウェア(機材)用のProResクリップ作成はAutodesk flame2018
  を使用した。
  XVACエンコード後のファイルについては、XAVCファイル自体の再編集等は行っていな
  い。

●XAVCファイル確認
  1.XAVCファイル生成後のチェックについて、以下のソフトウェアを利用し、XAVCファ
  イルに内包される色域、フレームレート、タイムコード、オーディオチャンネル等の状態
  を確認した。
   ※ CatalystBrowse(SONY)

●CMメタデータXMLファイル作成
  「JPPA CMメタデータ入力支援ツールv4.0」を使用しCSV出力を実行。
  各社より発売されている「CMメタデータ入力ツール」にインポートし、XMLファイルの
  生成を行った。
  「JPPA CMメタデータ入力支援ツールv4.0」では、同時に「テレビCM 4K素材搬入基準
  【2018年12月適用】」に準拠したクレジット画像、XDCAMケース用カード、記録表等
  の帳票についても生成・印刷が可能であり、作業効率化に利用されたい。

●XDCAM ProfessionalDiscへの記録
  マウントしたSONY XDCAMドライブ(PDW-U1,U2等)に、生成されたXAVCファイル・
  XMLファイルを、Windowsエクスプローラを用いてドラッグ・ドロップ操作により記録を
  行った。
  記録後、PCにインストールされている「アンチウイルスソフトウェア」にて、XDCAMド
  ライブ上の全領域に対してウイルス検査を行った。

問い合わせ先

一般社団法人日本ポストプロダクション協会

 映像音響処理技術者資格認定制度事務局
 〒160-0014 東京都新宿区内藤町1番地 ガーデンクロス新宿御苑7階(旧:内藤町三洋ビル)
 TEL:03-3355-6587  FAX:03-3355-6421
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